2011年5月13日金曜日

中国の人口増加問題

China's population - The most surprising demographic crisis

本日最後はEconomistからの記事。
中国の最近の人口統計データについて。

こういうマクロ経済的なお話になると、とたんに弱くなります、自分。。
わからない単語もいっぱいじゃ。

語彙
absurd:ばかばかしい
draconian:厳しい
aghast:あきれかえって
coercive:高圧的な
grudging:けちけちした
stabilising:安定化
skewing:金箔の除去
exacerbate:悪化させる
dire:悲惨な
coercive:強制的な
imperative:義務
infanticide:幼児殺害
destabilising:不安定な
bureaucracy:官僚制度
mortality:死亡率
contraceptives:避妊具
momentum:勢い
clout:強い影響力
vested:既得の
raison d'etat:国家的理由
free-for-all:(参加自由でルールのない)論争


さて、メインポイントは。
一人っ子政策を推進してきた中国だけど、現在の出生率は1.4。高齢者が増加して働き盛りの若手が増えないという高齢化問題と、男の子が女の子の1.2倍ほど産まれるという現象が起こっている(女子だとわかると中絶する家庭も多い)。
そもそも一人っ子政策は有効なのか?今後も続くのか?というところが議論のポイント。

同じく人口増加問題があったタイやインドネシアは、避妊具の使用をうながしただけで出生率は大幅に減少したので、一人っ子政策が有効な政策だったのかは疑問が残ると。

ただ少なくとも人口抑制に一定に効果はあったわけで、さて今後はどうするか。
2人子政策なんてのが出て来る可能性もある、と結ばれてます。


自分が高校生の頃、日本はこれから超高齢化社会になって若者は大変だ〜とか言われてましたが、現に今、日本の高齢福祉制度は全然回ってなくて、若者は働けど働けど暮らしは豊かにならず、日本の財政は超赤字。
中国の経済成長はすさまじいので、今後は人口抑制よりも、働き手を創出する方向に政策がいく可能性もありますね。

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